検索
  • HOMEウエスト

築100年の古民家が癒しの空間に…


 今回、ご両親から受け継いで空き家のまま置かれていたご実家を、素敵なカフェに生まれ変わらせた『豆屋 十六』さんにお邪魔してきました。

鹿児島県指宿市の丈六地区に隠れ家的に存在する豆屋十六さん。


スジを入るとまるで別世界のような雰囲気です。オーナーの下吉さん、ご夫婦で営まれています。笑顔の素敵なお二人が迎えてくださいました。お薦めを聞いて、昔ながらのバタークリームケーキ、チーズケーキとコーヒーを注文しました。昔はクリスマスと言ったらバタークリームケーキ!でしたが、最近では見られなくなっているとの事…そこで地元の老舗お菓子屋さんに特別に作って頂いているそうです。






コーヒーカップ、ケーキの乗った器、全てを地元の業者さんから仕入れているそうです。

『地域の発展の為に、様々な業種の方と繋がっていきたい。』とおっしゃる下吉さん。最近は、地元の銭湯さんと協力してコーヒー風呂にチャレンジしたそうですよ。




 築100年となるこの古民家。活用する事も無く、取り壊しを検討していたそうです。業者さんに見てもらうと取り壊すのは勿体無いと言われ程なくそのままに。

退職後はコーヒー豆の販売店をしたいと考えていたそうで、古民家カフェのきっかけは、旅行先で出会った一軒のカフェ。そこから全てが始まったそうです。約6か月間の準備期間を経て、2019年6月にオープンしました。




 ご自分の育った家、柱ひとつとっても思い出が詰まっています。

小学校6年生の時に大工さんが磨いた梁。リノベーションの際にも手を加えずにそのままにしてあります。

天井を取り外し、吹き抜けになっている空間は広々として開放感がありました。

客席に使っているテーブルも、床板を加工して再利用しています。

壁で時を刻んでいる、ぜんまい式の古時計。小さい頃からあの場所で家を見守っているんだと話してくれました。静かな室内で古時計の音を聞いていると心がゆったりと落ち着くようで、まさに癒しの空間です。










お話を伺っている間も、「空き家でカフェを始めたって聞いて来たよ~!」と、知人の方がいらしていました。お客様があげたInstagramなどの投稿を見て、「古民家カフェ、来てみたかった。」と、県外のお客様も訪れるほどです。



お庭にも素敵な活用が!!

花壇に敷かれているのは、古い瓦です。オーナさんも驚きの再利用だそうです。


美味しいコーヒーに、楽しいお話。最後は一緒に写真も撮ってもらいました。


この、後ろに映るお店のロゴ。

この一文字には、お店の名前である16。オーナーの思いを込めた心。焙煎に欠かせない火。これらを下吉家の家紋でしっかりと守っているそうです。皆さん、ロゴもじっくりご覧になってみてください。


放置していればただの空き家。いつかは取り壊されてしまいます。

ですが、手を加えるとこんなにも素敵な家に生まれ変わる事ができるんですね。

私たちは、空き家が放置されることなく適切な管理ができるよう、お手伝いをさせて頂いています。その次なる目的は、やはり豆屋十六さんのように有効活用に繋げる事だとあらためて感じました。



最後に、

「ご自分の育った家でこのようにお店を始めて、どのように感じますか?」


「不思議な感じだけど、やっぱり落ち着きます。自分の育った家なので。」




  

  【豆屋 十六】

  鹿児島県指宿市十二町2830-2

  0993-23-8160


  営業時間   11:00~19:00

  (土・日・祝) 10:00~19:00

  定休日    火・水曜日 

257回の閲覧

©2019 by HOMEウエスト。Wix.com で作成されました。